大好きな人が親友の彼に

私は中学校の時3年間、思い続けた人がいました。
仲のいいグループで、よく一緒に遊んでいたし、一時期は周りから付き合えば?なんて言われたこともあり、彼もまんざらじゃないのかなと考えていました。

しかし、思い切って告白することができずに中学を卒業し、私は女子高へ、彼は共学の高校へと進学しました。
彼と会うチャンスもそうなくなり、共学でも彼がモテているという噂を彼と同じ高校に進学した親友から聞いた私は、いてもたってもいられなくなり、彼に告白することを考え始めました。

私の親友は昔から私が彼の事を好きなことは知っていましたし、応援してくれていました。
中学時代には親友には彼氏もいたので、まさか私の好きな人と親友が付き合うなんて想像したこともありませんでした。

私は、告白するにあたって親友にいろいろなことを相談していました。親友も、A君に好きな子いるのかどうか聞いてみてあげるよ!と言ってくれ、私のためにいろいろ情報を集めてくれているようでした。
しかし、いつの頃からか親友の態度に変化があらわれました。
何か、私に隠しているような、私を直視できないような、そんな親友の態度に勘づきました。

私は親友がA君に他に好きな人がいることを聞いたのではないか?と思い、遠慮せずに知っていることを何でも言って欲しいと頼みました。
すると、親友はバツが悪そうに言いました。

実は、A君に好きな人とかいるの?って聞いたら、、、いるよって言われて、、、ごめん。A君に付き合って欲しいって言われた。

心臓が止まるかと思うほど驚きました。
好きな人と、親友が一気に遠くにいってしまったような、そんな気持ちとショックで目の前が真っ暗になりました。

、、、そうだったんだ。A君はS美が好きだったんだ、、、

それしか、言葉がでませんでした。

でも、私はAのこと何とも思ってないから、大丈夫だよ。

私を気遣うS美の言葉が、よけいに私には辛く感じました。

私はその場で泣きたい気分でしたが、S美の前でそれはしたくありませんでした。家に帰って大泣きしました。

そして、いろいろ考えたあげく、S美に手紙を書きました。
もし、少しでもA君のことが気になっていて、私に遠慮しているところがあるとしたら、気にせずに付き合ってほしいと。

それからすぐにではありませんが、数か月後に二人は付き合い出しました。私は必要以上に辛い思いを乗り越えましたが、その後自分にも彼ができ、やっと心から二人を祝福でき、大失恋からも立ち直ることができました。